残留応力と測定方法の基礎知識

過度のストレスを受けると病気になるなど、ストレスと人間との関係は経験上よく知られていますが、材料や機械部品にもこれと似た関係があります。機械部品等にとってのストレスの一つは「残留応力」です。残留応力は、機械部品等の製造過程でその表面や内部に発生し、機械部品等の耐久性や寸法安定性などに影響します。残留応力を把握して適切に管理することは、機械部品等の信頼性を向上させるうえで重要です。

本セミナーでは、残留応力が関係するトラブルに遭遇した方や残留応力を学びたい方などを対象に、残留応力とは何か、発生メカニズム、メリット・デメリット、調整法および測定法について説明します。また、大阪技術研で実施するX線残留応力測定の事例による測定原理の概略と測定データの見方の解説や残留応力と同時に検討されることがある残留オーステナイトについても紹介します。

【日 時】令和4年3月3日(木) 15:30 – 17:00

【会場および定員】
   定員20名 クリエイション・コア東大阪 北館3階 309号室
     東大阪市荒本北1-4-17
     (近鉄けいはんな線「荒本駅」 1番出口から北西に徒歩5分
   定員30名 オンライン開催  (Microsoft Teamsの予定)

【参加費】無 料

【講 師】
  (地独)大阪産業技術研究所 加工成形研究部
    技術サポートセンター センター長補佐 主幹研究員
         小栗 泰造

【主 催】MOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)、(地独)大阪産業技術研究所

申し込み方法、その他詳細は下記URLを参照ください

https://orist.jp/izumi/events/seminar/2022/03/03_mobio-cafe44.html

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